KTM 250EXC/250EXC-Fの高価買取のポイント

 

250EXCはKTMのエンデューロレーサーシリーズである”EXC”シリーズのレーサーマシン300EXCを公道仕様にしたモデルです。

1994年に登場して以来、毎年のように改良が施されながら世界中のオフロード愛好者たちから高い支持を得ています。

日本国内では車検の必要がない排気量であることから特に人気のあるモデルとも言えます。

 

モデルとしては大きく2つに分かれており、2ストロークエンジンを搭載した【250EXC】と、4ストロークエンジンを搭載した【250EXC-F】があります。

それぞれ上級モデルにISDE(インターナショナルシックスデイズエンデューロ)の参戦マシンモデルとして【250EXC SIXDAYS】と【250EXC-F SIXDAYS】が用意されており、STDモデルとの価格差を超える豪華装備の数々でより人気を集めています。

 

やはり高価買取が狙えるのは上級モデルの【SIXDAYS】モデルです。

STDモデルでもKTMパワーパーツのマフラーやブレーキ等のオプションがついていると買取価格にプラスでの買取が可能です。

転倒傷や破損等については修理せずにそのままの状態でもその時の価値をしっかりと見極めて買取価格をご提示いたします。

 

KTM 250EXC、250EXC-Fをご売却をお考えの方は是非、高価買取のバイクワンへお任せください。

 


250EXC/250EXC-F買取実績_①

車種名 250EXC SIXDAYS
年式 2023年
型式 250EXC-TPI
車台番号 VBKGSA20*PM
車体色 フランスカラー
走行距離 1,000㎞
程度 エンジンサビ小、カバーキズサビ小、ハンドルカバーキズ、センターキズ小、サイドキズ、タンクキズ小、テールキズ、Rrサスオイル漏れ小、スイングアームサビ小、ホイールキズ小、マフラーキズ小、エキパイサビ小、フレームキズ、ステップキズ小、スタンドキズ小
カスタム
買取相場 85万円~105万円
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250EXC/250EXC-F買取実績_②

車種名 250EXC TPI
年式 2021年
型式 250EXC-TPI
車台番号 VBKGSA20*MM******
車体色 オレンジ
走行距離 5,800㎞
程度 エンジンサビ、カバーキズ、ラジエターサビ、フィン凹み、キャブサビ、Frフォークインナーサビ小、ハンドルキズ、ホイールキズ小、サイドキズ、テールキズ、Rrサスサビ小、スイングアームキズ多、ウインカーキズ、ライトキズ、マフラーキズ小、エキパイサビ、フレームキズ、ダウンチューブキズ、ステップキズ、スタンドキズサビ
カスタム シート、ミラー、ガード類
買取相場 70万円~90万円
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250EXC/250EXC-F買取実績_③

車種名 250EXC-F SIXDAYS
年式 2020年
型式 250EXC-F
車台番号 VBKGSA40*LM
車体色 ポルトガルカラー
走行距離 2,400㎞
程度 エンジンサビ、カバーキズ、ラジエターサビ、Frフォークアウターキズ、ステムキズ、ハンドルキズ、ホイールサビキズ、カウル小キズ多、タンクキズ、テールキズ、フェンダーキズ、Rrサスサビ、スイングアームサビ多、ウインカーキズ、ライトキズ、マフラーキズサビ、エキパイサビ多、フレームキズ、ダウンチューブキズ、ステップサビ、スタンドキズ
カスタム シート、ミラー
買取相場 80万円~100万円
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KTM 250EXC/250EXC-Fとは

 

1994年、KTMのエンデューロシリーズ”EXC”に排気量249ccの2ストロークエンジンを搭載した250EXCが登場しました。

超軽量な車体とトルクフルで力強い単気筒エンジンが特徴のエンデューロマシンです。

登場以来、毎年のように改良が行われながらKTMを代表するモデルとして長きに渡り愛されています。

2006年モデルではISDE(インターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ)への参戦マシンとして特別装備とグラフィックをまとった【SIXDAYS】モデルが登場し、以後スタンダードモデルと共にラインアップし続けています。

 

シックスデイズモデル特別装備

■エンジンガード

■フロントアスクルプーラー

■ラジエターファン(4ストモデルのみ)

■ソリッドリアディスクブレーキ

■専用シート

■フレーム・トリプルクランプ・チェーンガード:オレンジカラー

■ハンドル・サイレンサー・リム:シックスデイズロゴ

■専用グラフィック

※2022年モデル

 

2007年には4ストロークDOHCエンジンを搭載した【250EXC-F】が登場します。

全域で太いトルクを発揮しながらもマイルドなパワー特性とエンスト耐性の高さで高い評価を得ている単気筒エンジンを剛性としなやかさ、そして軽量を備えたスチールフレームに搭載することでどんな状況でも自由自在に扱えると登場から多くの支持を得ました。

 

2018年には世界初、吸気をインジェクション化した「TPI」モデルが登場します。

2ストロークエンジンの可能性を追求して開発されたこのシステムはシリンダー背後の排気ポート(TrancePort)に2つのインジェクション(Injector)を装着することで2ストエンジン特有の白煙を軽減し、未燃焼燃料によるロスを低減し燃焼効率を高めて燃費も向上しています。

また、分離給油システムを採用することで混合ガソリンも不要となりました。

インジェクション化に加えて最新のECUにより従来のキャブのセッティングも不要になったことで、利便性も向上しました。

 

2スト特有の爆発的な力強さに幅広い回転域で扱いやすく高い柔軟性を兼ね備え、これまで2ストエンジンに興味を持ちながらも手を出せなかったユーザー層をも虜にするモデルになりました。

2023年モデルよりモデル名から「TPI」がなくなり【250EXC】がモデル名となりました。

 

2024年、FMCが行われました。

直進安定性やねじれ剛性を高めた新設計フレームに、ポリアミドと強化アルミニウム素材で軽量化した2ピース構造のサブフレームを採用、新たにサブフレーム内にオフロードコントロールユニット(OCU)が搭載されています。

 

従来のインジェクションシステムで”TPI(トランスファーポートインジェクション)”に代わり新たに”TBI(スロットルボディインジェクション)”が搭載され、スロットルフラップの前後2箇所にインジェクターを設置、電子制御によって限りなく均一な混合気を燃焼室に送ることが可能となりました。

そのため、2ストロークの一般的な特性を失うことなく、前世代エンジンよりもトルクが向上しています。

サスペンションはフロントにφ48mm、全長940mmのクローズドカートリッジWP XACT、リアにはXPLOR PDSショックシステムを新たに採用し、どちらも容易にセッティング調整を可能としています。

 

新たなインジェクションシステム”TBI”によるマイルドな出力特性に2ストロークの暴力的なパワー、そして新たなフレームとサスペンションにより究極のマシンへと進化しました。

 

4ストロークモデルである[250EXC-F]は基本構造を[250EXC]と共通としており、フレーム、サスペンション等が一新されています。

新たにクイックシフターがオプション(SIXDAYSは標準装備)となり、スロットル全開時でもシフトアップを可能としました。

 

 

KTM 250EXC/250EXC-Fモデル変遷

 

250EXCモデル変遷
年式 モデル名 車台番号 型式
2024年 250EXC/
250EXC SIXDAYS
VBKGSA20*RM 250EXC-TBI
2023年 VBKGSA20*PM 250EXC-TPI
2022年 250EXC TPI/
250EXC TPI SIXDAYS
VBKGSA20*NM
2021年 VBKGSA20*MM
2020年 VBKGSA20*LM
2019年 VBKGSA20*KM
2018年 VBKGSA20*JM
2017年 250EXC/
250EXC SIXDAYS
VBKGSA20*HM 250EXC
2016年 VBKGSA20*GM
2015年 VBKGSA20*FM
2014年 VBKGSA20*EM
2013年 VBKGSA20*DM
2012年 VBKGSA20*CM
2011年 VBKGSA20*BM
2010年 VBKGSA20*AM
2009年 VBKGSA20*9M
2008年 VBKGSA20*8M
2007年 VBKGSA20*7M
2006年 VBKGSA20*6M
2005年 250EXC VBKGSA20*5M
2004年 VBKGSA20*4M
2003年 VBKGSA20*3M
2002年 VBKGSA20*2M
2001年 VBKGSA20*1M
2000年 VBKGSA20*YM
1999年 VBKGSA20*XM
1998年 VBKGSA20*WM
1997年 VBKGSA20*VM
1996年 VBKGSA20*TM
1995年 VBKGSA20*SM

 

250EXC-Fモデル変遷
年式 モデル名 車台番号 型式
2024年 250EXC-F/
250EXC-F SIXDAYS
VBKGSA40*RM 250EXC-F
2023年 VBKGSA40*PM
2022年 VBKGSA40*NM
2021年 VBKGSA40*MM
2020年 VBKGSA40*LM
2019年 VBKGSA40*KM
2018年 VBKGSA40*JM
2017年 VBKGSA40*HM
2016年 VBKGSA40*GM
2015年 VBKGSA40*FM
2014年 VBKGSA40*EM
2013年 VBKGSA40*DM
2012年 VBKGSA40*CM
2011年 VBKGSA40*BM
2010年 VBKGSA40*AM
2009年 VBKRFA40*9M
2008年 250EXC-F VBKRFA40*8M
2007年 VBKRFA40*7M

 

KTM 250EXC派生モデルとは

 

派生モデルには、WP製サスペンションやマグネシウムフレーム、Bremboブレーキ等を装着したハイエンドモデルとして【250EXC Racing】が2002~2006年の間、生産されていました。

 

2012年にはモトクロスでもエンデューロマシンでもないKTMのニュージャンルモデル「ハイキング・エンデューロ」として【フリーライド】モデルが登場、

翌年の2013年に250EXCをベースにした【フリーライド250R】が誕生しました。

250EXCの2ストエンジンをベースにシリンダー、ピストンを新設計し、トルク型ながらもスポーティーなエンジンセッティングを採用。

フレームはフリーライド350に採用されているフレームを見直しシート高を60mm下げ、WP製のサスペンションのセッティングを固めにすることで高い剛性とボトム付近での対応性能を向上させています。

フリーライドの特徴は車体のスリムさで、2ストロークのチャンバーの張り出しをエンジンサイドに配置することでスリムなスタイルを実現しながらも転倒時の高い保護性能を持ちます。

また、チャンバーの形状を流線型にすることで高いトルク性能を発揮。

この他、軽量ポリエチレン製の燃料タンクとエアクリーナーをシート下に配置、シングルラジエターとファンの装着することでコンパクトでスリムな車体を実現しています。

 

さながらマウンテンバイクにエンジンを載せたような扱いやすさで初心者にも懐深いマシンとして人気を得ました。

 

2018年には「250EXC-F」をベースとした【フリーライド250F】が登場、2020年まで生産されました。

 

 

KTM 250EXC派生モデル変遷

 

250フリーライドFモデル変遷
年式 モデル名 車台番号 型式
2020年 250フリーライドF VBKFRA40*LM FR250F
2019年 VBKFRA40*KM
2018年 VBKFRA40*JM

250フリーライドRモデル変遷
年式 モデル名 車台番号 型式
2017年 250フリーライドR VBKFRA20*HM FR250R
2016年 VBKFRA20*GM
2015年 VBKFRA20*FM
2014年 VBKFRA20*EM
2013年 VBKFRA20*DM

250EXC Racingモデル変遷
年式 モデル名 車台番号 型式
2006年 250EXC Racing VBKRFCA40*6M 250EXCRACING
2005年 VBKRFCA40*5M
2004年 VBKRFCA40*4M
2003年 VBKRFCA40*3M
2002年 VBKRFCA40*2M