日ごろはバイクワンをご愛顧賜り誠にありがとうございます。
バイクワンが買取させていただいたバイクの中から1台ずつご紹介いたします。
買取査定ではどのような所がチェックされているのか、
また、査定評価がアップする条件とは?などなど、今までお見せしていなかった部分について触れていきたいと思います。
今回は ホンダ CBR1000RR の買取時の査定コメントを公開します!
是非とも最後までお付き合いいただけますと幸いです。
年式 | 2009年(平成21年) |
走行距離 | 16,000km |
状態(外観) | リペイント、良好 |
エンジンの状態 | 可動 |
事故歴 | 無し |
改造の有無 | 無し |
2009年モデルのCBR1000RR!!
こちらはSC59型前期物、MotoGPに参戦している「Repsol HONDA Team」の専用バイクをイメージした専用カラーリング、通称レプソルカラーをまとった特別カラーモデルです。
スペシャルエディションとして期間限定で受注されていました。
リペイントされているものの外観、機関系は良好とのことで、
一体こちらの車両にいくらの査定額がついたのでしょうか…
バイクワン査定額は…
700,000円!!!
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それでは査定員からのHONDA CBR1000RR査定コメントです。
査定時にチェックする項目7つについて表にまとめてみました。
エンジン | 4点 | セル一発始動、異音有り、ラジエーター塗り |
フロントまわり(前輪周辺の足回りや状態) | 4点 | ホイールリペイント、タイヤ減り溶け要交換 |
外装(外装パーツの状態) | 5点 | リペイントムラ小、タンク小傷 |
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) | 4点 | ホイールリペイント、タイヤ減り溶け要交換、サス錆小 |
電気保安部品(マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) | 5点 | サイレンサー傷・錆、エキパイ錆 |
フレーム | 5点 | スイングアームスタンド跡傷、ステップ傷 |
その他 | 国内正規車、スペシャルエディション、室内保管、多少の錆有り、リペイント良好 |
Q.今回のこの査定額のポイントについて担当者に聞いてみました!
A.
- スペシャルエディションであること
- 使用感はあるもののリペイント良好で全体的に綺麗であること
- 室内保管車で錆が少なかったこと
これらのポイントを考慮した上ではじき出された査定額とのことでした。
需要の高いETC、スライダーなどが装着されている場合や、社外ステップ、スクリーン、MORIWAKI、アクラポヴィッチ、TSRテクニカルスポーツレーシングなどのフルエキマフラー・スリップオンマフラーなどを装着している場合、なおかつ純正パーツをしっかりと保管している場合はプラス10,000~70,000円ほど査定額がアップすることもあるそうです!
今回は2009年の車両ですが、他の年式ではどのように買取額が変わってくるのか気になったので、各年式ごとに買取相場価格をまとめてみました!
こちらをぜひご参考にしてみてください!
ホンダCBR1000RR買取相場 | |||
CBR1000RR SC57 | |||
モデル年式 | 国内 | 逆車 | 限定カラー |
2004年 | 527,000~890,000円 | 465,000~828,000円 | 569,000~931,000円 |
2005年 | 538,000~900,000円 | 517,000~880,000円 | 621,000~983,000円 |
2006年 | 548,000~911,000円 | 569,000~931,000円 | 672,000~1,035,000円 |
2007年 | 559,000~921,000円 | 621,000~983,000円 | 724,000~1,087,000円 |
2008年 | 569,000~931,000円 | – | – |
CBR1000RR SC59 | |||
モデル年式 | 国内 | 逆車 | 限定カラー |
2008年 | 590,000~952,000円 | 621,000~983,000円 | 828,000~1,190,000円 |
2009年 | 600,000~963,000円 | 631,000~994,000円 | 838,000~1,201,000円 |
2010年 | 610,000~973,000円 | 641,000~1,004,000円 | 848,000~1,211,000円 |
2011年 | 621,000~983,000円 | 652,000~1,014,000円 | 859,000~1,221,000円 |
2012年 | 631,000~994,000円 | 662,000~1,025,000円 | 869,000~1,232,000円 |
2013年 | 641,000~1,00,000円 | 672,000~1,035,000円 | 879,000~1,242,000円 |
2014年 | 652,000~1,014,000円 | 683,000~1,045,000円 | 890,000~1,252,000円 |
2015年 | 662,000~1,025,000円 | 693,000~1,056,000円 | 900,000~1,263,000円 |
2016年 | 672,000~1,035,000円 | 703,000~1,065,000円 | 910,000~1,273,000円 |
CBR1000RR-SP SC59 | |||
モデル年式 | 国内 | 逆車 | |
2014年 | 879,000~1,242,000円 | 983,000~1,346,000円 | – |
2015年 | 890,000~1,252,000円 | 993,000~1,356,000円 | – |
2016年 | 900,000~1,263,000円 | 1,004,000~1,366,000円 | – |
CBR1000RR SC77 | |||
モデル年式 | STD | SP | |
2017年 | 931,000~1,294,000円 | 1,371,000~1,812,000円 | – |
2018年 | 983,000~1,346,000円 | 1,423,000~1,863,000円 | – |
2019年 | 1,035,000~1,397,000円 | 1,474,000~1,915,000円 | – |
CBR1000RR-R FIREBLADE SC82 | |||
モデル年式 | STD | SP | |
2020年 | 1,578,000~2,019,000円 | 1,888,000~2,329,000円 | – |
2021年 | 1,630,000~2,071,000円 | 1,940,000~2,381,000円 | – |
※距離指定無しの全体相場を想定しています。
※2022年1月時点での相場情報です。
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HONDA CBR1000RRとは
2004年、CBR954RRの後継モデルとして「Racing DNAのきらめく結晶」をコンセプトにレース専用車「RC211V」の先進技術をいたるところへ取り入れ、日常での乗りやすさとレースでの競争力向上を目指し誕生しました。軽量でコンパクトな新設計エンジン、PGM-DSFI、ユニットプロリンク、センターアップマフラー、最新のデザインと技術をもって登場したCBR1000RR(SC57型)は発売開始から大きな反響を呼びました。
2008年、フルモデルチェンジが行われSC59型が登場、後継モデルとは思えないほどのデザインチェンジは世間を騒がせました。マスの集中化と軽量化にこだわったSC59型は初心者から上級者まで満足させてくれる仕上がりになっており、幅広いライダー達から支持を得ました。
型式 | SC59 |
エンジン | 水冷4ストロークDOHC直列4気筒 |
総排気量 | 999cc |
最高出力 | 97kW(118PS)/9,500rpm |
最大トルク | 95N・m(9.7kgf/m)/8,250rpm |
全長・全高 | 2,080mm/1,130mm |
シート高 | 820mm |
重量 | 201kg |
燃料タンク | 17L |
燃料消費率 | 24.5km/L |
発売年 | 2004年 |
メーカー希望小売価格 | 1,480,500円 |
カラー | パールサンビームホワイト(トリコロール)他 |